タミヤは、1/10電動RCカーシリーズの新製品として、組み立てキット『ネオ マイティフロッグ』を発売した。
83年発売の電動RCバギー『マイティフロッグ』は、当時のRC(ラジコン)カーブームの火付け役となったモデル。ボディにABS樹脂を使用することで、軽量化と剛性を両立してヒットした。今回はその名前だけでなく、当時のバギーフォルムや2WDらしいシンプルな構造を受け継いだモデルとなっている。
ボディにはモノコックフレームのDT-03を採用。軽量で強度が高い上、ホイールベースは287mmに設定されているので、荒れた路面でも安定した走りを実現できる。
サスペンションはフリクションダンパーを装備した、ロングアームの4輪独立ダブルウィッシュボーン。タイヤは前輪が方向性に優れる(ワイド)グルーブド、後輪は路面を選ばず充分なグリップを発揮するスクエアスパイクを装着する。
また、ギヤボックスはリヤエンドに搭載し、砂や小石の侵入を防ぐ密閉式でデフギヤを内蔵。バッテリーを縦置きする重量バランス、スムーズなコーナリングと扱いやすい操縦特性を持ち、2WDバギーらしい軽快なオフロード走行を楽しめる。もちろん豊富なオプションパーツなどもあり、セッティングを楽しむこともできる。
サイズは400×248×132(mm)、ギヤレシオは9.28:1。モーターはRS540タイプが付属するが、送受信機、スピードコントローラーは別売りとなっている。走行させるためには、『ファインスペック2.4G電動RCドライブセット』や送信機用単3形電池4本なども必要になる。
価格は、組立てキットの『ネオ マイティフロッグ』が9,450円。なお、完成品フルセット『XBネオ マイティフロッグ』は、RC装置、走行用バッテリー、充電器なども付属、3月22日に2万1,840円で発売される。