昭和40年男・下山 天(しもやま てん/昭和41年3月生まれ)が監督を務める映画『キカイダーREBOOT』が5月24日に公開される。
下山は高校時代から自主映画を撮り始め、上京後、映画やテレビ、CMの監督助手や撮影助手を経てミュージックビデオの世界へ入った。
1989年に久保田利伸の『Be wannabee』で監督デビューし、桑田圭祐やB’z、EXILEをはじめ多数のアーティストのミュージックビデオを手がけている。91年にテレビドラマ『映画みたいな恋したい』で初ドラマ監督を務め、97年に『CUTE』で劇場公開映画監督デビュー。以降、さまざまな分野で活動している。
その下山が監督を務める『キカイダーREBOOT』は、我々も夢中で見た、1972年に放送され『仮面ライダー』と人気を二分した伝説のシリーズ『人造人間キカイダー』の実写リメイク版だ。不完全な良心回路を持つキカイダーが、良心と悪の指令の狭間で葛藤しながら敵と戦っていくという、そのユニークなキャラクターとドラマ性から、高い評価を得てきながら実写リメイクは不可能と言われてきた。それがこの度、下山監督のもと、40余年の時を超え蘇ることとなった。そして同作のプロデューサーを同じく昭和40年生まれの映画プロデューサー・白倉伸一郎が務めている。
少年の頃に夢中で見たキカイダーがどのように今に蘇るのだろう。昭和40年男たちが作り上げる“新生キカイダー”にぜひ注目したい。劇場公開は5月24日から。公開が待ち遠しい。
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