JVCケンウッドは、ケンウッドブランドからコンパクトハイファイシステム『AP-300』を発売した。
この製品は、Bluetoothを使ったスマートフォンなどの音楽をワイヤレス再生できるほか、CDプレーヤーとラジオ機能もあるオールインワンのオーディオシステム。シンプルかつコンパクトなデザインで、インテリア性も備えている。
キャビネットは不要な反射や共振の少ないラウンドデザイン。独自の設計によって音質に影響するキャビネットの剛性が高められ、不要な共振を抑制しているという。
内部のスピーカーはこのオブジェのような形状を生かして、外向けに角度をつけて配置。コンパクトながら広がりのある音場をつくり出すという。また、左右独立のボックス構造は、バランスの取れたクリアな中高域とキレのよい低域の再生をするためだという。
Bluetoothレシーバーは、スマートフォンやタブレット端末などの対応機器を9台まで登録でき、ワイヤレスで音楽を再生できる。また、スロットインCD、FM/AMチューナーを搭載のほか、USBメモリに保存したコンテンツの再生やiPod/iPhoneとのデジタル接続による再生ができるUSB端子を備える。iPod/iPhone接続時は、本体や付属リモコンでの操作に対応して充電もできる。
最大出力は20W+20W。インターフェースは、USB×1基、光デジタル入力×1基、オーディオ入力(ステレオミニ)×1基、ヘッドホン出力(ステレオミニ)×1基を搭載する。サイズは360 × 199 × 225(mm)で、重さは2.9kg。カラーは、ストーングレイ、スチールシルバー、グラファイトブラックの3色。
価格はオープンプライスで、実勢予想価格は3万6,000円前後となっている。