昭和40年生まれの現代美術家・会田 誠の個展『もう俺には何も期待するな』が東京・ミヅマアートギャラリーで3月8日まで開催される。
会田は東京藝術大学油画科を卒業後、古典と本格を備えつつ題材にエロ、グロ、ロリコン、戦争といった異端のテーマを選び、90年代初頭より美術界に登場。その作品の数々は、見るものに強烈な不快感と爽快感の両面を与える作品と評され、多くのコレクターを魅了し、後進にも大きな影響を与えている。近年では村上 隆とともに“新ジャポニズム”の代表的な作家として国際的な評価を確立し、絵画のみならず、立体、写真、陶芸、パフォーマンスなどあらゆる表現手法を駆使し、日本現代美術界の牽引者として多彩な活動を行なっている。昨年、4ヶ月にわたり森美術館で開催された『会田誠展:天才でごめんなさい』は約49万人を動員した。
その会田の個展『もう俺には何も期待するな』は、会田にとって初の監督作品となる映像作品をメインに構成される。ギャラリーには映像作品の他に、挿絵など会田がこの1年で手がけた作品を展示しているそうだ。興味のある人は足を運んでみてはいかがだろう。同展は現在開催中で3月8日まで。
場所:ミヅマアートギャラリー
東京都新宿区市谷田町3-13 神楽ビル2F
時間:11:00~19:00
定休:日・月・祝祭日
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