スズキは、国内外で支持を得ているバイク『隼(ハヤブサ)』の日本仕様を2月10日より発売する。
『隼(ハヤブサ)』は、“究極のスポーツバイク”を構想に開発されたスズキの旗艦機種。高い空力特性を持つデザインと、優れた走行性能が特長の大型ロードスポーツバイクとして、1999年より欧州や北米などに向け販売され、近年はインドなど新興国でも人気を集めている。
その海外モデルの『隼(ハヤブサ)』が、ついに国内モデルとして発売されることになった。気になる仕様も日本の認証基準に適合しながら、欧州仕様と同じ最高出力・最大トルクを実現。これは時速300kmオーバーの能力そのままということを意味する。また、国内の二輪車で初めてETC車載器が標準装備される。
世界ではこれまで16万5,000台も売れているが、国内での販売はなく、約2万台も逆輸入されてきた。スズキは『隼(ハヤブサ)』を国内で発売することで、大型二輪車の商品を拡充するとともに、ブランドイメージのさらなる向上を図るという。
車体サイズは2,190 × 735 × 1,165(mm)、エンジンは1,339ccの水冷直列4気筒DOHC4バルブ。最高出力は197PS/9,500rpm、最大トルクは15.8kgf・m/7,200rpmとなっている。カラーは3種類。価格は156万4,500円(消費税5%込み)となっている。