1月から放送が始まった昭和40年生まれのアニメ監督・渡辺信一郎が総監督を務めるアニメ『スペース☆ダンディ』のBlu-ray&DVD化が決定した。
渡辺は1994年にオリジナルビデオアニメ『マクロスプラス』で監督デビューをはたし、98年、テレビアニメ『COWBOY BEBOP』で高い評価を得た。その後、時代劇アニメ『サムライチャンプルー』も日本国内外でヒットした。とくに渡辺は、音楽にも造詣が深いため作品づくりにあたっても音楽や音響に対してのこだわりが強く、『サムライチャンプルー』ではヒップホップを取り入れ、04年に公開された映画『マインドゲーム』や08年の『ミチコとハッチン』では音楽プロデューサーとしても活躍をしている。
その渡辺が総監督を務める同作の舞台は宇宙。報奨金を求めて新種の宇宙人を探す宇宙ハンター・ダンディが、掃除用ロボットのQT、ぼんくらなベテルギウス星人でネコのようなルックスのミャウとともに冒険する物語だ。
『機動戦士ガンダム』のメカニカルデザインなどで知られる大河原邦男をはじめ、草彅琢仁、谷口悟朗、大友克洋などのクリエイターも参加しているほか、主題歌『ビバナミダ』を歌うのは昭和40年男・岡村靖幸、6年ぶりの新曲が起用されている。ちなみに『ビバナミダ』のジャケットの絵は昭和40年生まれの現代美術家・会田誠が手がけている。
『スペース☆ダンディ』は1月から各局で放送が始まったのだが、好評のため早くもBlu-ray/DVD第1巻が、4月25日に発売されることが決まった。2話収録で、価格はBDが6,480円、DVDが5,184円。2巻以降毎月リリースされるのだそう。ファンにとってはうれしい発表だろう。タメ年男が手がけた新作アニメ『スペース☆ダンディ』、初回放送を見逃してしまった人もまだ間に合うのでぜひチェックしてみてほしい。
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