表紙で振り返る2013年。その六。モーターショー開催!!

明日が仕事始めだという方も多いことだろう。その最後の充電になる今日を有意義にするために、たくさん呑もう(笑)。

昭和40年男vol22表紙

足かけ2年に渡って去年を振り返っているが、年男イヤーだったのだから許してあげましょう。去年のラストとなった11月発売号は、満を期して『夢のモーターショー』で勝負に出た。以前からあがっていたテーマであり、『昭和40年男』史上初となる、前号と並行して進める作業に挑んだ。そしてやるのなら本家の『東京モーターショー』にぶつけようと挑んだのである。

つくづく思うのは『サーキットの狼』が昭和40年男に与えた影響の大きさだ。もし池沢さんがあのマンガを描いていなかったら、この特集はきっとなかった。現在の国内の自動車マーケットだって変わっているはずで、それくらいのメガトン級の功績があるマンガだ。その敬意も込めて、表紙はコレしかないと『ロータス・ヨーロッパ』をもってきた。この車名を聞くだけで燃えてくる昭和40年男は、おそらく9割を超えるのではないだろうか。

童夢-零を掲載できたことも大きく、ロータスが右のエースなら左のエース級の扱いにした。この特集のトビラをこの2台で作れたのはうれしさ一杯だ。次のモーターショーイヤーもこの特集を組もうと目論んでいて、その時は初の広告費なんて計上してみようかと真剣に考えている。

そしてこの号では、涙を流した取材があった。僕個人としても大好きな企画の『ガツンとひと言。兄貴の説教』に、杉田二郎さんが登場してくれた。名曲『戦争を知らない子供たち』を生んだ方であり、歌い続けてきた男だ。その彼が戦争について、未来ある子供たちが犠牲になるとおっしゃった瞬間、もう思考をスルーして心が涙を流した僕だった。僕らには想像がつかないほどに、歌を通じて戦争と向き合ってきた男の重みがのしかかっていた。このインタビューも、僕にとっては去年の大きな出来事となったのである。と、こうして振り返ってみるとずいぶんと前の号に感じてしまうが、現在最新号なのだ。売り切れ店が多いようだが、一部書店さんにはまだ残っているからまだの方がいたらどうぞお求めくださいね(笑)。

これでスッキリと年男イヤーを終えることができる。明日はいよいよ本格的に仕事がスタートとなり、ちなみに『浅草秘密基地』もスタートとなるのだ。今年もバリバリいこうぜ!!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で