昭和40年生まれの宇宙飛行士・野口聡一が、文部科学省が行なう留学促進キャンペーン『トビタテ!留学JAPAN』のプロモーションビデオに出演する。
野口は1996年にNASDA(現 JAXA)の募集する宇宙飛行士候補者に選定され、98年にNASAよりミッションスペシャリスト認定を受け、2005年7月にスペースシャトル 『ディスカバリー号』で初フライトを果たし、宇宙で3回の船外活動のリーダーとして作業を行った。
その後、08年5月、ISS長期滞在クルーに任命され、 09年12月21日にロシアの『ソユーズ宇宙船』で国際宇宙センターにドッキングしミッションを成功させた。163日間の日本人最長の宇宙滞在を果たし、 テレビやTwitterなどを通して積極的に宇宙のすばらしさと地球の美しさを伝え続けてくれたことは我々の記憶に新しい。
その野口が、文部科学省が主催する留学促進キャンペーン『トビタテ!留学JAPAN』のプロモーションビデオに出演している。文部科学省は、大志あるすべての日本の若者が、海外留学をはじめとして新しいチャレンジに自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的として留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」を実施。野口はこのプロモーションビデオのなかで、宇宙飛行士新人時代を思い出しながら若者たちへメッセージを贈っている。同プロモーションビデオは、羽田空港、全国の大学、YouTube文部科学省動画チャンネルで放映を開始する。世界を舞台に、そして宇宙を舞台に活躍を続ける野口の言葉は若者の心に届くことだろう。
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