昭和40年生まれのカメラマン・増井貴光のフォトブック『A way og ROUTE66-1』(桜花出版)が発売された。
増井はモーターサイクルのフィールドを中心に広告や雑誌などの撮影をしているカメラマンだ。撮影時は自らバイクを操り走行しながらシャッターを切ることもあり、躍動感あふれるシーンを的確にとらえる撮影スタイルに定評がある。また海外ではアメリカに精通し、ROUTE66、ドラッグレース、Baja1000、Bonneville Salt Flats最速レース等の取材と撮影実績を持つ。
その増井の初の作品集となるフォトブック『A way og ROUTE66-1』は、10年前にバイクでアメリカ全線を走破し撮影した際の写真や、これまで撮り下ろした自身の作品のなかから特に印象に残っている16枚の写真を選び、フォトブックというかたちにまとめたものだ。
今回、フォトブックを発売するにあたり増井は「アメリカは日本とは比べ物にならない広大な景色。別の星に来たのかと思うようなダイナミックな大地。乾ききった空気と信じられない程の熱さ。バイクで走るとそれを否が応でも五感全てで感じることになる。自分が旅をしながら、それを写真で表現し誰かに伝えたいと思った」とコメント。このフォトブックに掲載した写真には増井のそんな気持ちが詰まっている。
少年の頃、アメリカの映画などで、広大な大地をバイクで駆け抜けるシーンを見て、アメリカという国に憧れを抱いた昭和40年男もいることだろう。増井も、そんな昭和40年男少年のひとりだ。タメ年カメラマンの初の作品集。アメリカ好きな人、バイク好きな人はチェックしてみてはいかがだろう。
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