カーボンドライジャパンでは、原付登録ができる自転車『POWERed BIKE S1』を発売した。
見た目は普通の自転車だが、リヤホイールのハブに48V-500Wの直流ブラシレスモーター(定格出力 約0.25kW)を積んだことにより、最高アシスト速度は45km/hに達する。一般の電動自転車は24km/h以上でアシストされなくなるので、単なる電動アシスト自転車とは違った体感になる。
坂道などでのアシストはもちろん、ある程度スピードが出ていても加速が増すという。もちろん電動アシスト自転車なのでペダルを漕ぐのだが、スピードは通常の自転車のそれとは違う世界を体験できるはずだ。
中央のディスプレイでは現在の速度、最高速度、平均速度、バッテリー残量、積算/区間距離、アシストレベルなどを表示。原付登録が必要なので、コンパクトなヘッドライトやウインカーも装備されている。
フレームにビルトインされた容量 8.7AhのバッテリーはPanasonic high energy cellsのリチウムイオン。メイン電源スイッチもここに備えている。ワンタッチ(キーでロックを開錠)で着脱でき、家庭用100V電源から約5時間(80%充電まで約2.5時間)できる。
前後にディスクブレーキを装備、変速装置はシマノ・デオーレ 9速、アシストモード は5km/h刻みで9段階(45km/hまで)。航続距離は20~50kmを走る。
サイズは1880 × 670 × 1210(mm)、重量は 24kg、フレームは510mm、タイヤサイズ 28×1.8インチ(700x45mm)。カーボンドライジャパンのオフィシャルショップCYCLE BOXなどで販売され、価格は39万9,000円となっている。
俺、これ乗ったら勘違いして高速道路走っちゃう。認知症じゃなくてだよ。