昭和40年生まれの元野球捕手・古田敦也がプレゼンターを務める『古田敦也のプロ野球ベストゲーム』(NHK BS1)が放送されている。
古田は1990年にヤクルトスワローズにドラフト2位で入団。打者としてはプロ入り2年目に首位打者を獲得し、捕手としては強肩と頭脳を活かした野球で、攻守ともにチームを牽引した。2006年には、プロ野球史上29年ぶりとなる選手権監督に就任し、翌年の現役引退と同時に監督も退任。現在はスポーツキャスターなどで活躍を続けている。
その古田が出演している同番組は、勝負をわけたプロ野球の歴代ベストゲームを名捕手としての視点、名打者としての視点、選手兼監督を務めたリーダーとしての視点から鋭く読み解き解説するというもの。たとえば、1983年の森西武vs野村ヤクルトの頂上決戦、日本シリーズでの第7戦に着目。古田は、森監督が編み出した第7戦での一か八かの秘策“ギャンブルスタート”が優勝を決定づけたと分析、それを解説した。
12月13日の次回放送では「優勝決定ホームラン 01年近鉄対オリックス」と題して、プロ野球史上唯一の代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームランを取り上げる。近鉄が12年ぶりの優勝を決めた劇的な一発が生まれた舞台裏にはなにがあったのか。古田がどのような分析をするのかたのしみだ。
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!