昭和40年生まれの漫画家・高橋ヒロシの『WORST』最終33巻が本日発売された。
高橋は1992年に週刊少年チャンピオンにて『キク』で漫画家デビューをはたした。その後、90年に同誌で『クローズ』の連載をスタート。高校生を中心とした不良少年のケンカや抗争をテーマに、登場人物たちの生き様や心情描写に重点を置いた作品で人気を集め、各方面で話題となった。そして『クローズ』終了から2年後、という設定で続編『WORST』を連載開始し、ファンから高い支持を受け続けている。この他にも、ヤングキングで連載した『QP(キューピー)』は、2011年から日本テレビで連続ドラマ化され、同作は12年にゲーム化もされている。
『WORST』は2001年から月刊少年チャンピオンで連載がはじまり、約12年にわたって連載され大変な人気を博した。物語は、札付きのワルが集まる悪名高い鈴蘭高校を舞台に、主人公が番長を獲るべく奮闘するというもの。その最終となる33巻が本日発売され、最強不良伝説が幕を閉じることとなる。現在、同作と『クローズ』の1巻から5巻までが12月20日までの期間限定で、Book Japanやソク読みなどの電子書店で無料配信されている。タメ年漫画家の人気作品をこの機会に試しに読んでみてはいかがだろう。
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