昭和40年生まれの夜景評論家・丸々もとおが、来年2月23日まで開催される福岡県北九州市門司港レトロ地区のイルミネーション『門司港レトロ浪漫灯彩』をプロデュースした。
丸々は情報誌『WEEKLYぴあ』の編集記者、リクルートを経て独立し、1992年に『東京夜景』を出版以降、夜景評論家として本格的に活動をスタートさせた。夜景に関する著書は40冊を超え、新聞や雑誌などへの執筆の他に、夜景イベントや夜景による町おこし、宿泊プランの企画など、夜景に関するさまざまな活動を展開している。少し前に工場の夜景を観るクルージングが話題を呼んだことを記憶している人もいるだろうか。あれを仕掛けたのも丸々で、テレビ東京の『ソロモン流』で“夜景の賢人”として紹介された。
その丸々が手がけた同イベントでは、明治初期に開港した門司港エリアの魅力を表現するため、“大正ロマンの夜”をテーマに、レトロ感あふれる演出を行っているのだそう。そしてなんとこのテーマを実現するために、25万球のLEDひとつひとつに特製のキャップを手作業ですべて取付けたという。またイルミネーションをバックに美しい写真が撮れる撮影スポット『イルミネーションアーチ』を設置するなどの新たな試みもされている。
点灯時間は17時30分~22時まで(1月1日は午前5時まで)。2014年1月1日からは18時~22時。2月1日からは18時30分~22時。場所は門司港レトロ地区一帯となる。最寄りの人はタメ年男が手がけたイルミネーションを見に足を運んでみてはいかがだろう。