小泉今日子さんの大暴れが見たかった!!

昨日、泉谷さんの出場が決まった紅白についてふれたところ、読者さんより「私たち世代としては、ザ・ベストテン放送開始当初に活躍の歌手で、今もなお活躍中の方々の出番がないことが残念です。歌謡曲、ニューミュージックに浸りたい今日この頃(涙)」とのメッセージをいただいた。フムフム確かに。演歌は日本の心だからと、当年にヒットがあるなしに関わらず出場できる。懐メロ枠と解釈してもいいだろう。だったら我々にとっての懐メロだって、出場枠に入れてくれてもいいのではないか。

甲斐バンドとかゴダイゴといったがんばっているバンドなんかが、往年の名曲を引っさげて登場したらきっと視聴率が上がるはずだ。『ガンダーラ』や『安奈』が、大晦日の夜にしっとりと流れてきたら大きな感動を生む。世良さんが颯爽と現れて『宿無し』を演ってもカッチョいいな。

僕ら世代と紅白は、親につき合ってこたつに入ってみかんを食べながら観た、かつては少々退屈な番組といったところだろうか。紅白をぶっ飛ばせを観たいがそんなのは許されるはずはなく、それでも夜更かしできる喜びを噛み締めながら演歌を聴いていた。大人になってやっぱり演歌がしみるなと思い始めたのは、この原風景によるところが大きいかもしれない。最近すっかりおっさんになった僕らにとって、演歌は紅白になくてはならないものになった。

かつてはテレビが家族のコミュニケーションの中心にあった。現代にそんな幸せを楽しめるのは、紅白くらいしかないかもしれない。去年は美輪明宏さんが子供たちの心を鷲掴みにして、正月のレコード店では、小さなお孫さんを連れた爺ちゃん婆ちゃんが、CDを買い与える場面が多く見受けられたそうだ。いい歌が心に響くのは古今東西変わらないことだ。

キョンキョンとなると、先にあげた名曲の数々は、きっとバシッと届くはず。そうそう、沢田研二さんを登場させることによって、本物の歌謡曲ってヤツを感じてもらうのもいい。ピンクレディーの素晴らしい歌声が大晦日のお茶の間に届けられたら、子供たちは飛びつくだろう。

実は今回は、小泉今日子さんと薬師丸ひろ子さんの出演を期待していた。それも、通常の出場枠で選抜されて出るのをなかば確信していた僕だ。キョンキョンはドカンと大騒ぎの『なんてったってアイドル』で、薬師丸ひろ子さんは『セーラー服と機関銃』をガツンといく。別枠の『あまちゃん』コーナーは、夏バッパが大漁旗を振るなかで、潮騒のメモリーズが『潮騒のメモリー』を歌う。曲の後半で天野春子と鈴鹿ひろ美が登場して絡むとか、そんな豪華な演出を期待していたのだ。

来年はサブちゃんが出場辞退との噂だから、ぜひ僕らの懐メロ枠を設けていただきたい。お願いしますよ、NHKさん!!

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2件のコメント

  1. 紅白出場も北島三郎さんは今年が最後みたいですね。
    私はここ10年、紅白は見ていません。
    私も昭和40年生まれです。
    うーん。昭和40年男だと、紅白よりもテレビ東京の「年忘れにっぽんの歌」の方がワクワクするのかな?
    大晦日は「年忘れにっぽんの歌」が楽しみになってしまいました。(^^)

  2. 「AKB系はひとまとめで1組でいいでしょう?」と会社の先輩に言ったら怒られました(-_-)

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