昭和40年生まれの元外野手・橋上秀樹が巨人の打撃コーチに就任した。
千葉県出身の橋上は、安田学園から83年にドラフト3位でヤクルトに入団。外野手として活躍し、97年から日本ハム、2000年に阪神でプレーし現役を引退する。
1軍通算は543試合に出場し、打率2割6分5厘(215安打)、17本塁打、86打点。2005年には楽天で2軍外野守備走塁コーチに就任し、07年~09年まで野村監督の右腕としてヘッドコーチを務めた。 昨シーズンから巨人の1軍戦略コーチに就任し、リーグ連覇に貢献。その手腕が買われ、今年3月に開催したワールド・ベースボール・クラシックではスコアラーを務めた。
巨人は今年、連続日本一をあと一歩のところで逃し、楽天にその座を奪われた。日本シリーズでは、楽天の田中・則本・美馬らを打ち崩すことができず、ここ一番での攻撃力に欠け、打線は沈黙した。来季はその打撃力の強化が課題となった。そこで原巨人は、1軍の打撃コーチを現在の2人体制から3人に増員することを決断。これまで戦略コーチとしてチーム全体を見てきた橋上に白羽の矢がたったようだ。ちなみに巨人で打撃コーチが3人体制となるのは、巨人が快進撃を始めた、あの“V9”が始まった1965年以降で初めてのことだとか。橋上の活躍と、チームの勝利に注目したい。
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