少し時間を経てしまったが、先日NHKのBSで放送している『Biz+サンデー』なる番組で『昭和40年男』を取り上げていただいた。番組のスローガンは「新たな1週間の始まりに備える日曜日の夜、“明日からの仕事に役立つ情報”をビジネスパーソンやエグゼクティブに届ける本格的な経済番組です。」とのことだ。果たしてビジネスパーソンやエグゼクティブに向けて僕のコメントでいいものかと悩ましいところだったが、まだまだ知名度抜群とはいい難い『昭和40年男』だ。どんな誘いにも、基本的には積極的に対応している。
特集は『バブル世代をねらえ!広がる“80年代商戦”』とタイトルされていた。番組の冒頭にいきなり『あまちゃん』の映像が流れてなんだと思ったら、あの物語の時代背景がまさにバブルだったとのことで使われていた。ここで取り上げられた雑誌が2つあって、特集内でメイン扱いになっていたのが僕がライバル出現と大騒ぎした女性誌『GOLD』だった。
特集の構成は、まず序章でバブル時代がいかに華やかだったかを説明する。様々な現象を映し出した後、バブル体験者たちをターゲットにしたビジネスが紹介された。かつてのアイドルのシングル曲をCDにして販売しているショップが取り上げられ、リバイバルスニーカーが好調だと紹介される。これに続いて「その名も昭和40年男」と登場し、カワイイ表紙の数々や誌面が映し出された。新橋の同世代の方々によって雑誌についてのコメントが出る。そして読者の1人として、『浅草秘密基地』で知り合った程島さんの自宅が映し出された。子供の頃からのお宝用の専門ルームを持ち、『浅草秘密基地』にいつも懐かしいモノを持って来てくれる男だ。番組から読者を紹介してほしいとの依頼に、この人しかいないとお願いすると、快く引き受けてくれたのだった。それにしても想像していた以上のコレクションルームには驚愕させられた。後日、彼の家に押しかけることが決定したのだった。
そして僕のコーナーとなった。
「キャー、恥ずかしい」
そして1つ、大いに考えさせられた。加齢によって見た目が汚くなるのは仕方ないにしても、セルフカットしている髪型に反省させられたのだ。こうして客観的に見ることで、いかにバッチイかを知ることになった。こいつはお金をかけないとまずいと、今回の〆切後はプロのカットを体験してみることにした。もし満足できたら、30年以上続いたセルフライフとおさらばするかもしれない。
加えて、映し出された事務所もひどかった。映像になって流れることで、その汚さを再確認させられたのは髪型同様である。『GOLD』の、さすが女性誌といった華やかな感じと雲泥の差が露呈したのだった。翌日の月曜日は企業の広報マンや大手広告代理店からバシバシと問い合わせが入るだろうと張り切っていた。が、大先輩からのお祝いメールが1本のみだった。ウーム。これも、あまりの汚さから効果が出なかったのかもしれないと反省を深めた僕だ。
確かに後ろの棚はひどすぎる・・・・。
総合朝のおはよう日本でも取り上げられるって話だったんですが、絶妙にカットされてました。まあ無問題ですが。