昭和40年生まれのJAXA宇宙科学研究所教授・阪本成一が、10月21日(月)に東京・芝浦工業大学豊洲キャンパスで宇宙についてトークショーを行なう。
阪本は宇宙航空研究開発機構(JAXA)で宇宙科学広報・普及主幹を務め、科学者の立場から宇宙科学研究に関わる普及や教育、渉外活動などを行なっている。もともと阪本はカール・セーガンに影響されて天文学の道へ進んだ。ところが大学ではボート漬けの毎日を過ごし、自らを体育会系天文学者と名乗る。国立天文台にて南米チリの電波望遠鏡ALMAに関わって広報活動の重要さに気づき、現職に。本誌vol.9で宇宙を特集をした際には、宇宙科学の広報マンとして飛び回る日々を話してくれた。
その阪本が、明日10月21日(月)にプラネタリウム・クリエーターの大平貴之と宇宙について語らうこととなった。当日このトークショーは『SPACE BALL』という移動式大型宇宙体感シアターで行なわれる。SPACE BALLはテレビ東京が、プラネタリウム・クリエーター大平貴之の開発プロデュース、JAXAの協力のもと製作した世界初の移動式宇宙体感シアターだ。直径約10mの球体スクリーン内部に、ガラスでできたフローティングステージがあり、前後左右、上下…全身が星空と映像、立体音響に包まれるというプラネタリウム。今年の8月にオープンし大変な人気を博している。そのSPACE BALLで繰り広げられる宇宙の話。宇宙科学者とプラネタリウムをつくる二人がどのような“宇宙話”をするのか楽しみだ。
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