部数を順調に伸ばし続けている『昭和40年男』なのだが、昨日開催された『大阪ミナミ秘密基地』はご覧のとおり、なんとも寂しい結果となってしまった。
極力予約を入れてほしいと促してきたにも関わらず、予約者はゼロでなんとも不安なままに準備を進めた。そして開場時間を過ぎても誰も来ない。少し遅れて1人、また1人とは訪れてくれるものの、明らかにこれまでよりもペースが悪かった。乾杯予定としている午後6時半を過ぎて、来場者はたったの4人。その内の1人はタメ年芸人で、この『大阪ミナミ秘密基地』の応援副団長の桂きん太郎さんと、その誘いで前回に引き続き参加してくれた若手“イケメン”お笑い芸人の、ヒジオカ”青春マイトガイ”ユウスケさんだ。つまり、純粋なお客さん2名に対して関係者2名という、1/2の神話が成立(なんのこっちゃ)するなかでの乾杯となったのである。
このイベントは古くから付き合いのある友人、藤井氏の好意と熱意によって始まった。開場となっている『CROSS BEAT Hommachit』は数人で共同経営のカタチをとっていて、その1人が藤井氏である。読者の集い『浅草秘密基地』の開催を知り、大阪でもやろうと立ち上がってくれたのだ。イベント関連の仕事も多くこなす彼だから、ただ集まってダラダラという『浅草秘密基地』とはひと味違う、入念な仕込みがされた宴になっている。しかも毎回、なんらかの新しい工夫をこらしてのぞんでくれ、僕は体1つで開場に乗り込んで好き放題しゃペって呑んでという、至れり尽くせりの状態になっているのだ。
去年の12月にテスト開催した。コイツはデカイイベントになるとの可能性を強く感じて、定期開催に踏み切った。60名くらいでいっぱいになってしまう店だから、育ったらどこかのスペースに展開しなければなんて藤井氏と話していたのだが、第5回を迎えて最低参加者記録をつくるという予想と真逆の結果になった。いよいよこれは存続の危機となり、今日でおしまいかとも思ったが藤井氏はめげない。
「次回の1周年までは回す。次のクリスマス&忘年会で結果を出す」と、来年以降の存続をかけてのラストトライをイベント終了間際に宣言したのだった。もちろん僕にとっては、関西の読者さんたちから『昭和40年男』についての様々な意見が聞けるのは、実に有意義なことだから続けていきたい。が、この動員の責任は雑誌によるところが大きく、申し訳ないとの気持ちで一杯である。次の開催で動員最高記録を作り、藤井氏の熱意に応えたいところだ。
人数は少なかったものの、内容は充実していた。毎度感じる、参加者同士で楽しもうとする一体感は『大阪ミナミ秘密基地』ならではで、互いにいい集いを作り上げようとの気持ちであふれている。詳しいレポートは後日またここに書くことにするが、心にあたたかいものを灯して家路についた参加者たちだったはずだ。そして僕は、灯したものをさらに大きな炎にすべく、ミナミの街を朝まで満喫したのだった(笑)。
藤井氏の高らかな宣言により、次回は12月7日土曜日に決定した。存続をかけての第6回となる。どうかみなさん、今スグにまだ予定の入りきっていない12月の手帳に書き込んでほしい。『昭和40年男』主催『大阪ミナミ秘密基地』と。
なんか責任感じますわぁ〜
矢沢・マイトガイ・永吉&ヨメ、次回は必ず参加しますんで、ヨロシク☆
DJ OGIとも「オオサカ☆ヤザワがいない秘密基地はちょっと変だ」と話していました(笑)。次回お会いできるのを楽しみにしています。
秋のお出かけ日和&三連休の初日というのが大きいのではないでしょうか。関係無いけど、東京競馬場もやたら空いてました。
励ましのメッセージ、感謝です。確かに大阪のホテルが100%可動となっていた。…、が、実力不足ですよ(大泣)。