【タメ年たちの大活躍!】岩代太郎が映画『利休にたずねよ』の音楽を担当。

映画『利休にたずねよ』 出演:市川海老蔵/中谷美紀 / 市川團十郎(特別出演) / 伊勢谷友介/大森南朋 原作:山本兼一「利休にたずねよ」(PHP文芸文庫) 監督:田中光敏    脚本:小松江里子   音楽:岩代太郎 配給:東映 (C)2013「利休にたずねよ」製作委員会
映画『利休にたずねよ』
出演:市川海老蔵/中谷美紀 / 市川團十郎(特別出演) / 伊勢谷友介/大森南朋
原作:山本兼一「利休にたずねよ」(PHP文芸文庫)
監督:田中光敏 脚本:小松江里子 音楽:岩代太郎 配給:東映
(C)2013「利休にたずねよ」製作委員会

昭和40年生まれの音楽家・岩代太郎が12月7日から公開の映画『利休にたずねよ』の音楽を手がけた。

岩代は1989年に東京芸大音楽学部作曲科を首席で卒業し、同大学院での修了作品『世界のいちばん遠い土地へ』が朝日新聞・テレビ朝日主催の『シルクロード管弦楽団国際作曲コンクール』で最優秀賞を受賞する。2008年に開催された北京オリンピックでは、シンクロナイズドスイミング日本代表の音楽を手がけ、話題になった。また翌年には『天皇陛下御即二十年をお祝いする国民祭典』で『奉祝曲 組曲「太陽の国」』を制作、同祭典で発表した。テレビや映画、アニメなど幅広いジャンルで作曲家として、また音楽プロデューサーやピアニストとしても活躍をしている。

その岩代が12月7日から公開の映画『利休にたずねよ』で音楽を手がけている。同作は第140回直木賞受賞作『利休にたずねよ』を映画化したもので、いまだかつて描かれたことがなかったエネルギッシュで人間味あふれる千利休の美への情熱と、利休に秘められた謎が明かされる。先日開催された第37回モントリオール世界映画祭のワールドコンペティション部門へ出品し、最優秀芸術貢献賞を授賞しており、世界的にも高い注目を集めている作品だ。

その劇中に流れる、岩代の手がけた音楽は、オーケストラの重厚感ある演奏が鳥肌が立つほどかっこよく、利休をはじめとする登場人物たちの心の動きや葛藤、悲しみや苦しみを情感高く盛り上げる。最近、映画館に行っていないという人はこの機会に足を運んでみてはいかがだろう。昨今の映画館の音響技術は飛躍的に向上している。岩代の手がけた重厚感あふれる音楽が、演者たちの熱演とともにぐいぐいと物語に引き込んでくれることだろう。

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で