ヤマハは、人の歌声のリアルな表現力を評価されているスピーカー、Soavo(ソアヴォ)シリーズの新製品4機種を、12月より全国で発売する。
発売されるのはフロアスタンディング型の『NS-F901』、ホームシアター用途に向けたセンタースピーカー『NS-C901』とサラウンド用ブックシェルフ型スピーカー『NS-B901』およびサブウーファー『NS-SW901』の計4機種。いずれもハイレゾ時代にふさわしいスムーズで透明感のある音質を追求し、ヤマハピアノと同等の塗料・工程を採用した黒鏡面ピアノフィニッシュや、すべての平行面をなくして定在波や回折現象を排除する独創的キャビネット(『NS-F901』)など、様々な工夫が凝らされている。
フロアスタンディング型スピーカー『NS-F901』は3cmアルミドーム型ツイーター×1、13cmコーン型ミッドレンジ×1、16cmコーン型ウーハー×2を搭載する、3ウェイ4スピーカー構成のフロアスタンディング型スピーカー。中域の密度と質感を大切にしながら、ハイレゾ音源のワイドレンジ再生にも余裕をもって対応するという。価格は21万円(1台)。
センタースピーカー『NS-C901』は、3cmアルミドーム型ツイーター×1、13cmコーン型ウーハー×2を搭載する、2ウェイ3スピーカー構成のセンタースピーカー。価格は9万4,500円(1台)。
ブックシェルフ型スピーカー『NS-B901』は、3cmアルミドーム型ツイーター×1、13cmコーン型ウーハー×1を搭載する、2ウェイ2スピーカー構成のブックシェルフ型スピーカー。価格は8万9,250円(1台)。
サブウーハー『NS-SW901』は、独自技術「A-YST(アドバンスド・ヤマハ・アクティブサーボ・テクノロジー)」方式をさらに改良した「A-YSTII」方式を採用するサブウーハー。専用設計の25cm口径F.B.P.ウーファーユニットや、600W出力のデジタルアンプを搭載。37mm厚のリアルウッド製バッフルに左右対称のツイン木製リニアポートを装備した重量級キャビネットなどにより、メインスピーカーと一体化する正確な音程とリズム感、演奏会場の気配までも再現できるという。価格は21万円(1台)。
ちょっと贅沢なスピーカーで、普段のヘッドホンとは違ったのびやかな歌声を聴いてみたい。