日産名車再生クラブは、ラリーで伝説となったスポーツカー『Safari Rally Z』を走行可能なオリジナルの状態に再生(レストア)すると発表した。12月に完成予定とのこと。
「ラリーの日産」を強く印象付けたBluebird (Datsun 510)の後継とされた『Safari Rally Z』。1971年と73年のサファリ・ラリー(East African Safari Rally)において、2回の総合優勝を果たし、特に71年は『Safari Rally Z』が1-2フィニッシュを飾るなど、輝かしい実績を残している。今回再生される同車は、71年に開催された第19回目のサファリ・ラリーで、エドガー・ヘルマンとハンス・シュラーがドライブして優勝したマシンだ。
同社はファストバックスタイルのクーペで、215馬力にチューンナップしたL24型エンジン(2,393ccの直列6気筒OHC)を搭載しており、日産のヘリテージコレクションとして、保存されてきた。
日産名車再生クラブは、「ヘリテージをただ展示するだけでなく、きちんと動く状態で歴史的なクルマを保存したい。そして当時の最高レベルの技術を学びたい」という情熱を持った少人数のボランティアが始めたもの。日産の研究開発部門に所属するクラブで、現在では60名以上が参加している。
同クラブでは1964年に活躍したSkylineの レースカーや、1958年の MobilgasTrailで優勝したDatsun 210s「富士」「桜」、1947年の「たま」電気自動車など、これまでに8台のクルマを再生してきた。そして今年、「Safari Rally Z」と呼ばれるスペシャルバージョンのFairlady Z(アメリカにおけるDatsun 240Z)を再生することになった。
貴重な名車が走行する姿だけでなく、音や匂いの体験も再現するレストアに期待したい。
小6のときタミヤの1/12「サファリラリーZ]のプラモを買った。ヘタクソながらも一生懸命作ったので捨てられずに大事に飾っていたが、息子にめちゃくちゃに壊されカミさんに捨てられた(T_T)
それは残念でしたね。小6の頃から大事にされていたというのだから、相当大切にしていたのでしょう。これを機にまた思い出して再挑戦してみるのもいいかもしれませんね。