この時期になると、気分がズーンと重くなる招待状が届く。タイトルこそ出るぞなんて言い切って「!!」までつけているのに、気持ちは嫌で嫌でたまらない。激務の中で時間を作り、しかも冷たい風を受けながら練習しなければならない。そして大会当日は42.195㎞も走る(って、それがマラソンなのだが)。翌日以降はしばらくの間激痛が残る。と、いい事なんかなにもない。だったらやらなければいいじゃないかとなるのだが、これらをすべてぶっ飛ばすのがゴールの瞬間の感動なのだ。やり遂げた快感が心を包み込んで、走れてよかったと感謝の気持ちになる。神よ、大地よ、そして健康に産んでくれた母ちゃんよ、ありがとうとの気分を味わうのだ。
多くの昭和40年男たちにこの感動を味わっていただきたいと、創刊翌年から呼びかけている。誘いにのってくれる方は少ないながら毎年いて、スタート前に集合して記念写真を撮影して、互いに健闘を誓い合うのである。これがいい。タメ年の男たちが同じコースで奮闘していると思える共感は、大きな力になるのだ。
1月26日の開催日まで、しっかりと準備すればきっと完走の感動が味わえる。1度味わうと、僕のようにこの世界にハマるかもしれない。膝や足首への負担がよくないとか、ネガティブ要素はある。が、それは考え方だ。まったく運動しないで年老いていくのも、これまたネガティブである。とくに50歳あたりからの運動の習慣化は、加速する老化への対策になるはずだ。僕の場合は、26歳のときに初めて走ったときの感動が忘れられず、いまだに続けている。続けることで、量はまったく足りていないものの大会前には練習する。そして普段から太らないように心がけているのは、年に1度の大バカチャレンジの負担軽減のためによるところが大きく、いい作用になっているのだ。フルマラソンのチャレンジを繰り返していなかったら、不健康な生活がそのまま生活習慣病へと繋がっていたかもしれない。いや、きっと繋がっていただろうと確信している。人生にとって大きなプラスになったと、いつも感謝している。
さあ、タメ年男たちよ立て。僕からのこの誘いは、49歳を迎える年にこれからの人生へのいいブリッジを架けるチャンスだととらえてみてはいかがだろう。去年のゴール直後に撮ったこの写真を見ていただければわかるとおり、最高の気分が表情に出ているのがわかるはずだ。
「よーし、やったるか」と思ったあなた。申し込みには所属チームを書く欄があるから『昭和40年男』と明記して申し込んでくれ。加えて、編集部に出場宣言を送ってほしい。みなさんの決意を待ってるぞ。
遅ればせながらエントリーしました!
まずは4時間半を目標タイムといたします。笑
初回からのチーム昭和40年男の菅谷です。おっしゃる通り私も不安です。特に30キロ過ぎてからのアップダウンの連続、何度心が折れたことか(泣)
でも、我々の年代は親から”何事も途中で投げ出すな!”と厳しく教えられてきたので、実際にやり遂げた充実感が頭にしみついているためか、つい年齢を忘れて頑張ってしまいます。当日楽しみにしています。
PS:先日、市民運動会自由参加の1000m競争で中2の息子に大差を着けられ完敗してしまいました。悔しいやら嬉しいやら(笑)
ありがとうございます。今年もがんばりましょう!! って、まだトレーニングに入れていませんが。お互いにしがみついていきましょうね。
またこの季節がやってきましたね。前回参加させていただいた軍地です。
今回は、前回より良いタイムを出せるようお互い頑張りましょう。大会当日会えるのを楽しみにしています。
僕もなんとか4時間切りを目指します。って、今の段階だから叩ける大口です。