『昭和40年男』は、創刊直後より読者ミーティングとして『浅草秘密基地』を開催してきた。くだらない話の中から誌面作りのヒントをもらえることが多々ある。とくに、歌謡曲やアイドルに対して極めて極端な嗜好を持つ僕にとっては、雑誌の方向性の修正には大きく貢献している。昨日も初参加者４名を迎えて、大いに盛り上がった。気軽にフラッと立ち寄れる、いつも(毎週月曜日)アイツ(僕)がいるゆるいスペース運営を心がけている。
そしてこの支店となる存在が『大阪ミナミ秘密基地』だ。浅草と変わらず、読者さんとのコミュニケーションを楽しみたい。江戸っ子の僕が作っている『昭和40年男』にとって、関西の方々との会話から得られるカルチャー話は大きな財産となっている。そして、仲間の輪が緩やかに広がっていく感じがなんとも心地よく、今週末の出会いにもおおいに期待している僕だ。このイベント内容がほぼ決まったので、ここにご案内させていただく。
12日土曜日で開場は18時。僕はその２時間前に会場入りして、期待を込めてみなさんを待つ…、のだが、これまで毎度集まりが遅い。なにを遠慮しているのだと言いたいほどまばらに、１人、また１人と入ってくる。18時半に僕から挨拶させていただき乾杯となるタイムスケジュールが組まれているものの、１度たりとも予定通りにいかない。どうかみなさん、早く来てください。
乾杯が済むと、参加者同士の交流タイムとなる。今回で５回目を数えるイベントの初回から支えてくれ、今やなくてはならない存在になっているDJ OGIによる昭和をフラッシュバックさせる曲の数々が流れる中で、しばし会話を楽しんでいただいた後は、前回盛り上がったイントロクイズを行なう。今回のテーマは昭和57年とした。最新号の『夢、あふれていた俺たちの時代』で取り上げた年と連動させようとの狙いで、現在 DJ OGIが心を込めて準備を進めているところだ。参加予定のみなさんは、予習してのぞんでほしい。この後、タメ年ミュージシャン『アズ☆ハル』によるミニライブを仕込んでみた。そもそもライブイベントでないから短い設定ながら、きっと僕らの琴線にふれる演奏を披露してくれることだろう。
そして、毎度駆けつけてくれるタメ年噺家の桂きん太郎氏によるトークライブが行なわれる予定だ。毎度会場を笑いで一杯にしてくれる秀逸なトークが、このイベントではたっぷりと楽しめるのだ。そして最後は懐かしグッツを揃えたビンゴ大会となる。『キャッツアイ』の単行本全巻セットや懐かしの雑誌『写楽』、ミニカーにラジコンカーなど昭和40年男にはたまらない賞品の数々を今回も揃えている。と、まあこんな感じの盛りだくさんながら、主役はみなさん１人ひとりである。最高のコンテンツはみなさん同士のコミュニケーションだ。「最近さあ〜」なんて、体や仕事環境の変化を語り合う。そして宵っ張りたちは、朝までの宴へと出かけて語り尽くすのが『大阪ミナミ秘密基地』の恒例となっている。って、昨日の『浅草秘密基地』も午前３時近くまで続いたが。
さあ、関西のみなさん。12日土曜日は『CROSS BEAT Hommach』に集合だ。来られる方は予約を入れてくれるとありがたい。フードの仕込みやビンゴ大会の賞品など、人数が把握できるとありがたいのだ。ぜひっ!!
今回は「汚れた英雄」「戦士の休息」など角川映画ＢＧＭとか いかがですか？
いいですねえ。よろしくお願いします。