ピアッジオグループジャパンは、スクーターのニューモデル『X10 350 i.e. Executive』を11月より販売する。
X10は、同社が市街地での移動やツーリングなどあらゆる局面でライダーに”走る喜び”と快適さの提供を目指したモデル。扱いやすい特性に仕上げたというパワーユニットは、新開発となる330ccの排気量をもつ、4ストローク 水冷単気筒 SOHC 4バルブエンジン。最高出力は33.3ps / 8,250rpm、最大トルクは32.3Nm / 6,250rpmを発揮する。
車体は1,625㎜というロングホイールベースと、ロングストロークのサスペンションが、安定性と快適性を実現。フレームは高張力鋼ダブルクレードルフレームで、フロントサスペンションにはΦ35mmの油圧テレスコピックフォーク、リヤにはプリロードアジャスタブルタイプのツインショック式。
フロントホイールには、安定したハンドリングを生む15インチを採用し、280mmダブルディスクブレーキを装備。前後連動式なうえ、電子制御による3チャンネルABSと、滑りやすい路面状況においても駆動輪のスリップを抑えるトラクションコントロール機能を標準装備している。
レッグシールド内には3つの収納スペースと12V電源ソケット、さらにはUSBポートを内蔵し、ケータイの充電にも対応する。また、シート下にはジェットタイプヘルメットを2つ収容できる容量5 2 ℓのラゲッジスペースを確保している。
ピアッジオならではの流麗なボディラインと、快適な乗り心地をもつ『X10 350 i.e.』は、まさにラグジュアリースクーターだ。カラーは黒、白、グレーの3色で価格は83.8万円。