昭和40年生まれのミュージシャン・森友嵐士が、再結成したロックバンド・T-BOLANが19年ぶりの単独ライブを開催する。
森友は1995年に心因性発生障害を患い、歌うことが困難になり、同年の全国ツアーを最後に、活動を休止。その後、T-BOLANは解散した。
解散後、森友はメンバーや音楽仲間などの支えを受けながらリハビリを重ね、2009年に一線の活動を再開し、ソロ活動を続けて来た。そして昨年開催された、FIELD OF VIEWやB.B.クイーンズ、DEENなど90年代を席巻した3組とともに全国をまわる『BEING LEGEND Tour 2012』への参加を機にT-BOLANは再結成をはたした。
そのT-BOLANが2014年3月8日に大阪・オリックス劇場で、3月21日に東京・渋谷公会堂で単独ライブを開催する。大阪のオリックス劇場は、T-BOLANが、1995年に活動休止前のラストライブを行なった場所で、東京の渋谷公会堂は彼らがバンド結成時に「いつかあのステージに立とう!」と最初に目指していた場所なのだそう。
森友は「置き去りにするしかなかったステージに4人でもう一度立とう。だからこそT-BOLANにとって意味のある場所でそのライブを共有したかった。始まりの場所と、あの日時を止めた2つの場所でT-BOLANとして今この2カ所にたどり着きます」と公式コメントを寄せている。そんな思い出のステージで、恐らく披露してくれるであろう『じれったい愛』や『離したくない』などをはじめとする彼らの代表曲の数々。これはファンなら見逃したくない、必見のライブとなることだろう。
またT-BOLANのドキュメンタリー映画の制作も決まっており、来年1~2月の公開を予定している。90年代のライブ映像を中心に、メンバーがインタビューで当時を振り返り、再結成後の映像を交えながら、その軌跡をたどるという内容になるようだ。こちらもファン必見の貴重映像となりそうだ。
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