今号も盛りだくさんでお送りしている『昭和40年男』だ。みなさん、もう手に入れてもらえただろうか。明日からの3連休を豊かで楽しいものにする、黄色い表紙のスゴイヤツをぜひ手に取っていただきたい。というわけで、凝りもせずに大編集後記を続けよう。
プロレスにハマった昭和40年男は多く、タメ年たちとの酒席では度々話題になる。猪木を中心とした新日本プロレスが大躍進した小学生の頃が、俺たちにとってもっともマスなブームであり、夢中になった時期だろうか。熱くさせられた闘いの数々は胸に刻まれているから、積極的に取り上げたいと常々考えていた。そしてここのところ『昭和40年男』誌面でプロレスネタが充実してきたのは、プロレス関連の記事を多く手がけてきた、堀江ガンツ氏が参加してくれるようになったから。一昨日お伝えしたとおり、今号でスタン・ハンセン氏のインタビューが実現したのも氏の力によるものである。このインタビューに加え今号では、プロレスネタをさらに6ページに渡って掲載しているのだ。
好評連載特集の『夢、あふれたいた俺たちの時代』では昭和57年を取り上げた。この年前後は、俺たちが小学生時代に感じたブーム以上かもしれない、プロレス史上の絶頂期を迎えていた。その人気を支えたのが、タイガーマスク、小林邦昭、長州 力、藤波辰巳(当時)らであり、彼らの大暴れを取り上げることにしたのだ。
昭和57年の10月に、タイガーマスクは小林邦昭によってマスクを破られた。このセンセーショナルな出来事の経緯と胸の内、その後の喧噪などが小林氏自身によって語られた貴重な内容になっている。そこに至る背景には、長州 力による造反劇があったのだとも…。これ以上は本文に注目願いたいところで、当時のシーンに疎い僕にとっては、驚きの事実ばかりのインタビューが綴られている。
小林氏のインタビューに続いて、その活躍に密接な関係があったとする長州 力と藤波辰巳(当時)の抗争についても語られている。なんとここでは、藤波氏が登場して話が聞ける豪華なページになっているのだ。とにかく豪華すぎる。懐かしい写真とともに、小林・藤波両氏の現在の写真にも注目いただきたい。男の年輪がなんともカッチョイイ、スタン・ハンセン氏同様に手本にしたい表情だ。
当時のプロレス熱をたっぷりと感じられること間違いなしで、なにやら闘いたくなってくる。そう、時代に突っ張っていくべき俺たちじゃないかと、心ふるわせていただけるはずだ。さあ、書店へと駆け込めっ!!
あの頃の新日本プロレスはホントに最高でした!
毎週金曜日、夜8時は茶の間のテレビの前に釘ずけだったなぁ。
クラスの女子は金八先生、男子はプロレスと完全に分かれてましたね。
学校サボってみんなで銀座の三越まで初代タイガーマスク(佐山聡)のサイン会に行って
もらったサインは今でも実家にあると思います。
♪白ぃ~マットのぉ~ジ~ャングルにぃ~♪
嗚呼、タイガーマスクになりたかったぜ!!!
僕は女子にまじって金八でした。「このナンパ野郎」と叱られそうですね。