昭和40年生まれのミュージシャン・YOSIHIKIが16年ぶりに9月27日放送のテレビ朝日系『ミュージックステーション 3時間SP』に出演することが決まった。
YOSHIKIは、バンド・X JAPANのリーダーでドラムスとピアノを担当する。Xは1982年に結成し、89年にメジャーデビューをはたした。
メンバーのTOSHIとPATAも同じく昭和40年男だ。派手なメイクと衣装でパフォーマンスするスタイルで世界的ムーブメントとなったヴィジュアル系の元祖として知られる。一方で、圧倒的なヘビメタサウンドと高い演奏力で人気を博した。97年に人気絶頂のなか、Toshiの脱退宣言を機に解散。翌年にはHIDEが急逝し、ファンのなかでは再結成が熱望されるも、復活は絶望的となってしまった。
しかし2007年に突如、再結成することを宣言。08年には復活ライブを東京ドームで3日間開催し、昨今は日本から飛び出しワールドワイドな音楽活動を続けている。先月、ロサンゼルスのグラミー・ミュージアムで行なった初の米ソロ公演は大盛況に幕を閉じ、現在、現地プロモーターからの出演オファーが殺到しているのだとか。
またYOSHIKIはこれまで、1999年の天皇陛下御即位十年記念式典の奉祝曲や2005年の愛知万博公式イメージソングなど国家行事に楽曲を提供している。昨年はアメリカで開催されたゴールデン・グローブ賞の公式テーマ曲を手がけるなど、世界的に知られるアーティストだけに、2020年に開催が決まった東京五輪も何らかのかたちでお声がかかるのでは?と一部で報道されている。
そのYOSHIKIが最後に『ミュージックステーション』に出演したのは、X JAPANの解散ライブ直前の1997年12月26日で、以来16年ぶりの出演となる。YOSHIKIは番組公式Webサイトに「以前、ドラムを投げつけてカメラを破壊したのを覚えています。今回はピアノでの出演なので安心してください(笑)」とコメントを寄せている。どんなパフォーマンスを見せてくれるのか注目が集まっている。
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