昭和40年生まれの医師・川原尚行が9月16日(月)放送の『プロフェッショナル(仕事の流儀)』(NHK)に出演する。
川原は九州大学医学部卒業後、外務省、在タンザニア日本大使館に医務官兼二等書記官として勤務する。その後、ロンドン大学で熱帯医学を学び、再び、在スーダン日本大使館に一等書記官兼医務官として着任。そして医者不在で医療を受けられないスーダンの人々を診察するために、2005年に外務省を辞職し個人としてスーダンで医療活動を始める。そして翌年、2006年には活動の母体となるNPO(現NGO)法人ロシナンテスを設立した。2011年3月11日に発生した東日本大震災発生時には現地入りして医療活動を行なっている。
その川原が9月16日(月)放送の『プロフェッショナル(仕事の流儀)』に出演する。
川原が医療活動を行なっているスーダンは、長く内戦が続き、1993年にはアメリカにテロ支援国家に指定され、経済制裁を受けている。一時改善の兆しが見られたが、2003年に再び内紛が勃発し不安定な情勢はいまなお続いている。諸外国の援助が打ち切られるなか、川原は8年に渡りスーダンで支援を続ける。同番組では、文化や宗教の垣根を越え、村に飛び込み活動する川原に密着取材を敢行。遠く離れたアフリカの大地で壮大な挑戦を続ける昭和40年男の活動をぜひ見てほしい。
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