昭和40年生まれの俳優・豊原功補と吹越 満が11月6日から公演の舞台『シダの群れ3 湊の女歌手編』に出演する。
吹越は19歳で青森から上京し、1984年に、久本雅美や柴田理恵、梅垣義明らが所属する人気劇団『WAHAHA本舗』に参加し、劇団活動のかたわらソロとしてさまざまなパフォーマンスを展開。99年に退団した後は、舞台をはじめ、映画、テレビドラマに多数出演している。現在、放送中のNHK連読テレビ小説『あまちゃん』では、観光協会会長役で登場し、大吉(杉本哲太も昭和40年男!)に尻をたたかればがらも北三陸を盛り上げるために奔走している。
一方、豊原は1982年にテレビドラマ『天まであがれ』で役者デビューし、翌年には大河ドラマ『徳川家康』に井伊直政役で出演、以降さまざまな映画やドラマ、舞台、CMに出演している。我々に馴染み深いところでは、昨年の大河ドラマ『平清盛』に、平氏に力を尽くしたものの、保元の乱で斬首された平忠正役で出演している。
その2人が出演する舞台『シダの群れ 第三弾 港の女歌手編』は、2010年12月に公演され連日立ち見が出るほど大きな反響を呼んだ任侠劇のシリーズ3作目。物語の舞台は、とある港町。明日を夢見る女歌手(小泉今日子)を中心に物語は展開し、ヤクザの筋と世間の常識、人情、愛憎に揺れる男女の心模様を描きだす。劇中で吹越は、小泉今日子扮する女歌手・ジーナのマネージャー役を、豊原は、港町で幅を利かす大庭組の幹部役で登場する。公開は11月6日から30日まで、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて。その後、大阪、北九州での公演を予定している。
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