ソニーは、世界初の9.1chバーチャルサラウンドを実現したワイヤレスヘッドフォンシステム『MDR-HW700DS』を10月25日より発売する。
2011年10月に発売した7.1ch対応のデジタルサラウンドヘッドホンシステム『MDR-DS7500』の後継モデルに相当し、これをさらにブラッシュアップさせている。独自開発のバーチャルサラウンド技術である「3D VPTR(Virtualphones Technology)」を搭載し、映画の基本構成である5.1chに、背後の音を表現するサラウンドバックと、高さ方向の表現を追加するフロントハイの4チャンネルを備えている。これによって、映画館やコンサート会場にいるかのような臨場感を体験できる3Dサラウンドの音場を再現するという。
また、障害物の影響を受けにくい2.4GHz帯と、電波干渉の少ない5GHz帯の両方を使用したデュアルバンド無線伝送方式を採用。これによって途切れにくく劣化のない音質としている。
ヘッドフォンには形状追従性を向上した柔軟な皮革素材と36mmの極厚の低反発クッションを備えることによって、より重低音を逃さずに楽しめるようになっている。
リモコンには、離れた場所や障害物があってもプロセッサーをコントロールすることができる無線信号方式を採用しており、同社のテレビ・ブラビアとリモコン一つで操作することが可能な、ブラビアリンクにも対応している。
より高音質に、映画や音楽を楽しめる本モデル。実売想定価格は4万2000円前後。
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