昭和40年生まれの脳科学者・藤井直敬の著書『拡張する脳』(新潮社)が9月18日に発売される。
本誌vol.14『荒海に生きるタメ年男』に登場してくれた藤井は、東北大学医学部を卒業後、同大学院に入学、博士号を取得。1998年よりマサチューセッツ工科大学上級研究員を経て、2004年より理化学研究所脳科学総合研究センターで象徴概念発達研究チーム副チームリーダーを務め、現在は適応知性研究チームに籍を置き、リーダーを務めている。主要研究テーマは適応知性および社会的機能解明。主な著書に、『つながる脳』(NTT出版、第63回毎日出版文化賞受賞)、『ソーシャルブレインズ入門』(講談社現代新書)などがある。
新刊『拡張する脳』では、脳が人間関係をどのように捉えているのかを研究し、脳の反応から目前の“現実”を検証していく。人との関係や状況で脳は認識を次々と“拡張する”のだそう。“思い込み”や人間関係を脳科学で検証していくというのはとても興味深い切り口だ。発売は9月18日。興味のある人は読んでみてはいかがだろう。
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