プジョーは、独・フランクフルトモーターショー (一般公開日:9月14日~22日) にて新型「308 (ハッチバック) 」を世界初公開する。
プジョー308は、1.6L、2.0Lのエンジンを搭載し、欧州ではCセグメントに属する小型乗用車だ。ハッチバックを中心に、セダン、ステーションワゴン、クーペカブリオレの4種類のボディタイプを持っている。ニューモデルはこれまでのモデルに比べて140kgの軽量化を実現し、全長4.25mとよりコンパクトになった。オーバーハングは短くしてダイナミックな走りと共に広い車内空間を実現しているという。
インテリアには、同社が「PEUGEOT i-Cockpit」と呼ぶデザインを採用。より高い敏捷性を実現するためのコンパクトなステアリングホイール、情報取得に理想的な高い位置にあるインストルメントパネル、高いセンターコンソールと直感的ドライビングのための9.7インチタッチスクリーンがその特徴となる。
搭載されるパワーユニットは、5種類のガソリンおよびHDiエンジン。93g/kmというCO2排出量を達成した1.6リッターHDi92エンジンや、3気筒ターボガソリンエンジン1.2リッターe-THPなどが導入される予定。外観ではヘッドライトの間に大型グリルが配置され、よりラグジュアリーな雰囲気になっている他、上級モデルはLEDヘッドライトが標準装備になるという。
また、会場には究極のスポーツコンセプトカーとして「308 R Concept」も展示される。車高を低く、車幅を拡げ、19インチのワイドタイヤを履いてスポーティでアグレッシブなスタイルを表現。カーボンファイバー製のツートンカラーの下には、270馬力を発揮する1.6リッター4気筒ガソリンエンジンを搭載したモンスターモデルだ。こちらは市販されるのかどうか、気になる一台だ。