昭和40年生まれの中日ドラゴンズ投手・山本昌が来季も契約を結ぶことが決まった。
山本は1984年日大藤沢高校(神奈川県)卒業後、ドラフト5位で中日ドラゴンズに入団し、米国野球留学を経て、プロ5年目の88年に対広島戦で初勝利を挙げる。88年には初完投し、93年には17勝を挙げ最多勝&最優秀防御率のW受賞。97年に通算100勝を挙げ、2000年に通算2000回登板を果たし、06年には対阪神戦、41歳1カ月で史上最年長となるノーヒットノーランを達成。08年には通算3000登板し、同年8月に史上24人目の200勝投手となり、今シーズン、現在14試合で登板し、5勝2敗、防御率4.21という成績をあげている。
その山本が来季も契約を結び、現役を続投する。まだ確定したわけではないが、日刊スポーツの8月27日付けの記事によれば、球団幹部は「山本に辞めろという理由がみつからない」「本人が前向きなのに辞めろなんて言えない。ゲームをつくっている」とコメントし、山本自身も現役続行を希望しているという。今後、球団側と山本との話し合いで正式に決定する予定だ。
そして本日、山本はヤクルト20回戦に登板。5回を投げ、見事、1勝を挙げた。チームは11-7で勝利。また2回に安打を放ち、48歳0ヶ月のセ・リーグ最年長安打を記録した。本当に“辞める理由”など見当たらない。次回の登板でも活躍を期待したい。
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