キヤノンは、大口径ズームレンズ搭載のレンズ一体型コンパクトデジタルカメラ『PowerShot G16』を9月中旬より発売する。
昨年10月に発売された『PowerShot G15』の後継モデルに相当する。『G15』と同様、35mm版換算で28-140mm相当の5倍ズームで、開放F値が1.8~2.8という明る
いレンズを搭載し、撮像素子は有効画素数は約1,210万の1/1.7型CMOSセンサーを引き続き採用している。
映像エンジンにはDIGIC 6を新採用し、約12.2コマ/秒(6枚目撮影以降は約9.3コマ/秒)という高速な連続撮影に対応した他、メカ制御やAFアルゴリズムの改善によって、AF時間が同社コンパクト史上最速の0.1秒を達成している。
さらにシリーズ初となるWi-Fi機能を採用し、スマートフォンやPCへのワイヤレス転送や、クラウドへの自動アップロードに対応した。価格は5万9,980円。