カシオ計算機は、5軸・5段の手ブレ補正を備えた光学18倍ズーム搭載機『EX-ZR800』を8月23日より発売する。
タイムラグ、ピンぼけ、手ブレを限りなくゼロに近づけるトリプルゼロをテーマに、コンパクトデジタルカメラの可能性を追求しているカシオ。今回リリースされるニューモデル『EX-ZR800』は、失敗写真の大きな要因である「手ブレ」をゼロにすることを目指して、手ブレ補正を格段に強化している。
2013年3月に発売した『EX-ZR700』の後継機種に該当する。撮像素子は1/2.3型 有効1610万画素CMOSセンサーで、画像処理エンジンには「EXILIM エンジン HS Ver.3」を搭載。レンズは35mm版換算で25-450mm相当となるF3.5-5.9の光学18倍ズームレンズだ。
注目の手ぶれ補正だが、HS手ブレ補正モードで撮影した場合、カメラを構えた時に起こる上下左右などの5軸の手ブレを補正する。また、光学手ブレ補正と高速連写合成の組み合わせで、5段分に相当する手ブレ補正効果を実現したとしている。
これに加えて撮影機能も強化。ゆっくりとした雲の流れや、車や人々が行き交う街の様子など、長時間の変化を短時間に圧縮して楽しむことができる話題の「タイムラプス」機能を新たに搭載している。実勢予想価格は4万円前後。