【S40News!】内蔵EVFがチルトする「LUMIX DMC-GX7」。

LUMIX DMC-GX7

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パナソニックは、世界最高約276万ドット相当のチルト可動式LVFを搭載したミラーレス一眼カメラ『DMC-GX7』を9月12日より発売する。

普及が進むミラーレス一眼カメラ。通常の一眼レフカメラは、フ

ァインダーにレンズの光を誘導するミラーが搭載されているが、ミラーレス一眼は光学ファインダー機能を諦めることでこのミラーを排除し、小型軽量化を図っている。像はファインダーの代わりに背面液晶ディスプレイなどで確認するのだが、この画質が年々向上している。

 本製品は、2011年11月に発売された『LUMIX DMC-GX1』の後継となるモデルで、本格的に写真を楽しむユーザーに向けて、世界最高となる約276万ドット相当のLVFを搭載し、AdobeRGB比較で色再現性 約100%を実現したのが最大の特徴。しかもミラーレス一眼で初搭載となる内蔵チルト可動式LVFによって90度可動のため、無理のない姿勢で撮影に集中できる。さらに、上方向に45度、下方向に80度の範囲で自由に動かすことができる、約104万ドット 可動式タッチパネルモニターは、静電容量方式のため高解像で屋外視認性も向上。快適にハイアングルやローアングル撮影を楽しむことができるという。

LUMIX DMC-GX7一方、ボディ内手ブレ補正により、オールドレンズや単焦点レンズなど手ブレ補正機能が搭載されていないレンズを装着した場合でも、手持ちでブレを抑えた高画質な写真撮影ができ、目的に応じた様々なレンズを気軽に楽しむことができるようになった。そして小型ボディながら1/8000秒シャッターを可能にする新シャッターユニットも新たに開発(従来機は1/4000)。動きの速い被写体の撮影はもちろん、明るい日中の屋外でも被写界深度を活かした撮影が楽しめる。

LUMIX DMC-GX7

撮像素子は、有効1,600万画素の4/3型有効Live MOSセンサー。画素数据え置きながら、オンチップレンズの形状改善による集光率向上、画素回路と信号読み出し回路の低ノイズ化、プロセス技術の微細化によるフォトダイオードの拡大を図っている。

同社の画像処理エンジン『ヴィーナスエンジン』も、さらに進化。ノイズのコントロール範囲を拡張することでノイズを抑える「新2次元ノイズリダクション」とノイズリダクションを2段階に分けて行うことで細かなノイズまで抑制、被写体をなめらかに描写する「新マルチプロセスNR」の2つのノイズリダクション機能を搭載している。また、演算処理向上により、きめ細かい表現が可能な「新ディテール再現フィルター」を搭載した。

光学ファインダーとは違った進化でミラーレス一眼の世界をさらに広げる『LUMIX DMC-GX7』。実勢予想価格はボディ単体で10.5万円前後。

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