【タメ年たちの大活躍!】吉川晃司主演ミュージカルが上演。

ミュージカル 『SEMPO』  日本のシンドラー 杉原千畝物語 公演:9月10日(火)~9月29日(日) 会場:東京・新国立劇場 中劇場 チケッとは現在発売中。詳しくは公式Webサイトをチェック
ミュージカル 『SEMPO』
日本のシンドラー 杉原千畝物語
公演:9月10日(火)~ 9月29日(日)
会場:東京・新国立劇場 中劇場
チケッとは現在発売中。詳しくは公式Webサイトをチェック

昭和40年生まれのミュージシャン・吉川晃司が9月10日から上演されるミュージカル『SEMPO』に主演する。

吉川は1984年に「モニカ」で歌手デビューし、その後「サヨナラは8月のララバイ」「LA VIE EN ROSE」「ユー・ガッタ・チャンス」「にくまれそうなNEWフェイス」など立て続けにヒットシングルをリリースし、翌年には、デビュー1年目にしてNHK紅白歌合戦に出場するという偉業を成し遂げた。また同年に日本武道館での単独公演も行ない、当時デビュー1年目にして武道館ライブをやったのは原田真二と吉川のふたりだけだった。その後は、布袋寅泰とユニット・COMPLEXを結成したり、2009年には大河ドラマ『天地人』に織田信長役で出演、『仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010』に仮面ライダースカルの役で出演するなど、最近では俳優としても活動を行なっている。

その吉川がミュージカル『SEMPO』で演じるのは “日本のシンドラー” と呼ばれた外交官・杉原千畝だ。外交官としてフィンランドに赴任していた杉原は1939年に日本人のいないリトアニアへ日本領事館を開設するため転任する。その後、第二次世界大戦が勃発し、ドイツの迫害を受けて逃げて来たユダヤ人に対し、本国からの処罰を覚悟の上で日本通過のビザを発給し続け、約6,000人のユダヤ人の命を救ったといわれる実在の人物である。『SEMPO』はその杉原の姿を描く。

本誌 vol.19 の「荒海に生きるタメ年男。」にも登場してくれた吉川。波瀾万丈の人生を6ページにわたって語り尽くした
本誌 vol.19「荒海に生きるタメ年男。」にも登場してくれた吉川。波瀾万丈の人生を6ページにわたって語り尽くした

同ミュージカルは2008年に上演され、今回5年ぶりの再演となる。再演に際して吉川は「今、この時代に再演を迎えることの意義を感じ、よりいっそう気持ちを引き締めて臨む所存です。人命の尊さについて、皆さんと共に再考できるような、良質なエンターテイメントに仕上げたく思っております。このお話を通して、杉原さん、そのご家族、仲間の皆さんから真の勇気とは何かを学びたいと思っております」と、その意気込みを公式コメントしている。吉川は現在全国ツアー中だ。ツアーファイナルは8月17日に日本武道館で迎える。そしてツアーが終わり次第、舞台の稽古に入るのだそう。突っ走り続けるタメ年・吉川の活躍に注目したい。

このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!
 

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