高い視聴率をキープしたまま突っ走っているNHK朝の連続ドラマ『あまちゃん』の挿入歌が、CDになって発売となるそうだ。僕の誕生日の今月31日リリースらしいから、コイツは大ヒット間違いなしだな。
気の早い話だが、今年の紅白歌合戦を『あまちゃん』がおもしろくするだろうことは間違いない。このCD発売が決まる前までは、こんな予想を描いていた。
スペシャル枠で出場となった潮騒のメモリーズによって『潮騒のメモリー』が歌われる。バックでは北の海女たちが踊り、曲の後半には大漁旗を振りながら宮本信子さんが登場して目一杯盛り上がったまま演奏が終わる。そしてここで間髪入れず、通常出場枠の小泉今日子さんが杉本哲太さんに手を引かれて「よっ、千両役者」ってな感じで歌いながら登場するのだ。曲はもちろん『なんてったってアイドル』だよ。演奏が終わるとアキちゃんが「カッケー、ママ」とオチを付けて最高視聴率をマークすると、きっとこんな感じでしょう(笑)。
ちなみに、今年デビュー35周年を迎えた薬師丸ひろ子さんも選出され、『あまちゃん』つながりと『翔んだカップル』競演の双方にひっかけて、尾美としのりさんが応援に回る。さらに審査員席には古田新太さんが太巻キャラのままで座っている。こうして今年の紅白歌合戦は『あまちゃん』ジャック状態となり、タメ年男優3人がそれぞれに大活躍するのだ。一昨年の紅白で朝の連ドラ『カーネーション』の主題歌を引っさげて、椎名林檎さんがものすごくカッチョイイパフォーマンスを披露したときも、主演の尾野真千子さんが応援に駆けつけた。あのとき以上の注目度と東北への貢献を考えれば、『あまちゃん』ジャックは十分あり得るでしょう。
だが、このシングル発売は僕の完璧な予想(!?)に影響するかもしれない。ミリオンの大ヒットとなりAKBとレコード大賞を争って競り勝つ。となると紅白で『潮騒のメモリー』を歌うのは当然ながら本人になってしまうのだ…。とまあ、バカバカしい話だが、ともかく楽しい予想がたくさんできる。そしていずれにせよ、『あまちゃん』勢が紅白で目立てば目立つほど、AKB勢としてはおもしろくないだろうなあ。
通販の予約を発売10日ほど前にした。発売当日届いた。しかし、その日にラジオでバンバンあちこちでかかっていた。ラジオでフルコーラス聴いた。だから未だCD未開封。