京商は、新ジャンルのRCカーシリーズ・コミックレーサーの第一弾として、『SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2010』を発売した。
全長204mm、全幅107mmというマイクロサイズながら、シャフトドライブ4WD+スリッパークラッチ+2デフのドライブトレーン、そしてオイルダンパー付前後ダブルウイッシュボーンサスペンションという実車顔負けの装備をもつ室内用RCカーだ。
深いサスペンションストロークをもち、強力なトラクションとの組み合わせによって今までにないアクション走行が楽しめるとしている。大きなロールやピッチングは、チョロQを思わせるコミカルなボディと相まって実にファニー。ラリーカーともバギーとも違った新しい楽しみ方の提案といえそうだ。
優れた重量バランスのため電池ボックスを左右に振り分けスタイルとしたシェル構造のシャシーは、密閉デフギヤボックスをはじめとした防塵構造で、スリッパークラッチの他、ベアリングを15個も装備する豪華仕様。PCで各種セッティングができるICS機能や、白熱のレースが楽しめるTikiTikiモードも搭載(3ch以上の送信機が必要)されている。また、ヨー軸(水平方向の回転)の挙動変化を検知し、ステアリングとスロットルを補正するジャイロユニットをオプションで用意。さらに7段ギヤを採用したステアリングサーボは、トルクフルできめ細かい制御と、強力な動作位置保持能力を発揮するという。
走行に必要な電源は、走行用・送信機用に各4本ずつ、合計8本の単四電池を使用する。価格は送信機がセットになったレディセットが2万3,940円、本体のみが1万8,375円。