ウェンガー・ジャパンは、ウェンガースイスアーミーナイフの新シリーズ『AP Snow Collection』を発売した。
1893年からスイスアーミーナイフを生産し続けてきたウェンガーは、1900年にスイス ドゥレモンに工場を移転以来、113年を迎えるが、2013年末を持って生産終了となり、来年からは、ビクトリノックスブランドに一本化される。これによってスイスアーミーナイフの新商品は、本モデルが最後になるという。
スイスの大自然をイメージしたかのような雪や、木の葉、枝などを立体的に配したカモフラージュ柄が特徴。1本1本、表情が異なる自分だけの一品となる。必要最低限の機能でポケットに収まるコンパクトな85mmサイズの『AP Snow 10』と、よりハードな使用に適したレンジャー(130mm)サイズの『AP Snow 50』の2モデルをラインナップ。『AP Snow 50』にはスイスクロスロゴが解除ボタンとなるセーフティロック付きのシングルハンドオープンブレードに加え、丸い刃先と内側に湾曲した形状を持つガッティングブレードを装備する。これは、ハンターが獲物を解体する際などに使用する特殊なブレードだが、山菜採りなどで植物を切る作業で活躍する。
価格は『AP Snow 10』が4,725円、『AP Snow 50』が8,400円。
『AP Snow 10』<機能(全13機能)>
・ラージブレード
・缶切り
・栓抜き
・セーフティーロック付マイナスドライバー
・ワイヤー曲げ
・爪ヤスリ
・爪そうじ
・スモールプラスネジ用ドライバー
・リーマー
・コルク栓抜き ・つまようじ
・ピンセット ・キーリング
『AP Snow 50』<機能(全6機能)>
・シングルハンドオープンブレード
・セーフティーロック
・ガッティングブレード
・のこぎり
・コルク栓抜き ・キーリング