昭和40年生まれのアーティストたちが結成する『昭和40年会』が7月20日から9月1日まで香川県坂出市の鎌田共済会郷土博物館で美術展『We were boys』を開催する。
1994年に国際コンテンポラリーアートフェスティバルで出会った昭和40年生まれのアーティスト、小沢 剛、大岩オスカール、松蔭浩之、会田 誠は『昭和40年会』というアーティストグループを結成した。『昭和40年会』は展覧会を開いたり、インスタレーション、絵画、サウンドアート、パフォーマンス、ニューメディアなどの各々の芸術表現を融合したコラボレーション制作などを行ない、芸術活動を続けている。
今回の美術展は、同グループがが2011年にドイツとウクライナで開催した美術展を再構成するというもの。会長の松蔭浩之の写真作品『DANCER/Tricolor』をはじめ、169枚の漫画専用ケント紙を貼り合わせ制作された会田 誠の『ボク、169ページのまんがを描いたよ!」などの作品が出展されるのだそう。また小沢 剛は、人形や写真、電気配線などを牛乳箱の中に入れた作品『なすび画廊』を展示する予定。同グループは、現在開催中の瀬戸内国際芸術祭2013で、男木島会場にも作品を展示し、タメ年アーティストたちの活動に注目が集まっている。夏休みに瀬戸内国際芸術祭へ足を運ぶ予定の人は、美術展『We were boys』もコースに入れてみてはいかがだろう。
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!