昭和40年生まれの元プロ野球捕手・古田敦也が11月3日に開催される『ツール・ド・東北 2013 in 宮城・三陸』で応援アンバサダーとして競技に参加する。
古田は1990年にヤクルトスワローズにドラフト2位で入団。打者としてはプロ入り2年目に首位打者を獲得し、捕手としては強肩と頭脳を活かした野球で、攻守ともにチームを牽引した。2006年には、プロ野球史上29年ぶりとなる選手権監督に就任し、翌年の現役引退と同時に監督も退任。現在はスポーツキャスターなどで活躍を続けている。そしてプロ引退後もフルマラソンやトライアスロンなどに挑戦を続けており、先月はホノルルトライアスロンに参加。昨年より7分記録を短縮し、見事、完走している。
「ツール・ド・東北」は、宮城・三陸エリアを舞台に行なわれるサイクリングイベント。ただし順位や記録を競うことを第一の目的とせず、楽しみながら宮城・三陸エリアを走り、東日本大震災の復興支援および震災の記憶を未来に語り継いでいくことを目的としている。古田は、同イベントに応援アンバサダーに就任し、競技に参加、イベントを盛り上げる。大会当日には、チャリーティーオークションも開催され、古田も私物やサイン入りグッズを出品する予定だ。同大会に参加する古田は公式コメントで「復興のためには県外の人を含め、みんながいろんな形で関わっていくことが大切。レースというよりは、地元の方々と触れ合いながら元気な姿も含めて現状をしっかり記憶したい」と綴っている。興味のある方はぜひ参加してみてほしい。
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