本誌vol.19『荒波に生きるタメ年男』に登場したミュージシャン・吉川晃司が7月2日(火)から放送のテレビアニメ『義風堂々! 兼続と慶次』のナレーションと主題歌を担当する。
吉川は1984年に『モニカ』で歌手デビューし、その後『サヨナラは8月のララバイ』『LA VIE EN ROSE』『ユー・ガッタ・チャンス』『にくまれそうなNEWフェイス』など立て続けにヒットシングルをリリースし、翌年には、デビュー1年目にしてNHK紅白歌合戦に出場するという偉業を成し遂げた。また同年に日本武道館での単独公演も行ない、当時デビュー1年目にして武道館ライブをやったのは原田真二と吉川のふたりだけだった。その後は、布袋寅泰とユニット・COMPLEXを結成したり、2009年には大河ドラマ『天地人』に織田信長役で出演、『仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦2010』に仮面ライダースカルの役で出演するなど、最近では俳優としても活動を行なっている。
その吉川が、ナレーションと主題歌を担当することになった『義風堂々! 兼続と慶次』は、『北斗の拳』や『花の慶次』『蒼天の拳』などの作者・原 哲夫の原作によるもの。登場する二人の主人公、兼続と慶次は、いかなる権力にも屈することなく、義に忠実に戦い抜き、激動の戦国末期を駆け抜けて行くという男。そんな二人のイメージと、原が吉川にかねてから持っていたイメージ “現代の侍” “男っぽさ” が重なるという理由から、原自身が吉川へオファーし、吉川が快諾したのだとか。吉川は「今回『義風堂々!! 兼続と慶次』にこの楽曲を重ねて頂いた事は非常にうれしいです。こんな時代だからこそ、これぐらいの見栄をきって、傾いて、いきたいなと思います」と公式コメントで意気込みを話している。アニメのナレーションは今回が初挑戦。主題歌は、2月にリリースしたシングル『SAMURAI ROCK』を本作のためにアレンジしたバージョンとなる。放送が楽しみだ!
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ『読者投稿欄』から投稿を!