日産自動車は、2014年のル・マン24時間でレースデビューを予定している、時速300km以上のスピードを誇る電力駆動レーシングカー『Nissan ZEOD RC』を公開した。
このマシンは、革新的で新しい技術を紹介する車両のための「ガレージ56」枠で、2014年のル・マン24時間に出場が予定されており、サルテサーキットのパブリックスペースにも展示している。
また、日産は将来的なLMP1(ル・マン・プロトタイプ1)クラス参戦に向けたプログラムの一環として、新たなレース用電動パワートレイン技術のテストを開始するとし、「ガレージ56」枠での出場によって、この技術力を今後どのように活用できるのかということを評価するための、貴重な技術開発の機会としても活用する。
専用のタイヤを製作するため、フランスのタイヤメーカー・ミシュランとパートナーシップを結ぶ予定も発表しており、夏の終わりにはテスト走行を始めるとしている。どのような結果を残すか、注目だ。