現在放送中のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』が6月24日から「東京編」に突入する。その「東京編」に新たな昭和40年男が登場する。
宮藤官九郎が脚本を手がける『あまちゃん』は、母の故郷、東北・北三陸の田舎町に越してきた女子高生・アキの成長物語。ひょんなことから町おこし活動の一環でアイドルユニットを結成することになったアキは、大勢の人前で歌うことの楽しさを知る。そして、6月24日から始まる「東京編」では、慣れない東京でアイドルを目指すアキの奮闘や、母・春子 (小泉今日子) の知られざる過去が描かれていく。
同ドラマに昭和40年男たちが出演しているのはコチラでもご紹介した通り。そしてこれから始まる「東京編」では、これまで以上に昭和40年男が活躍する。その昭和40年男とは、舞台やドラマにCMなどで活躍する俳優・古田新太だ。古田は、ちょっと太めの大物プロデューサー・荒巻太一、通称 “太巻” 役を演じている。ここまでにもちらほらと登場していた太巻だが、東京編ではさらに重要な役どころになりそうだ。
古田扮する太巻は、大女優・鈴鹿ひろ美 (薬師丸ひろ子) も所属する芸能事務所「ハートフル」の社長だ。太巻は、これまで多数のアーティストをプロデュースし、最近では東京・上野の劇場でアイドルグループ・アメ横女学園芸能コース (通称:アメ女) をヒットさせている。んん? ちょっと太めのプロデューサーといい、アイドルグループといい、どこかで聞いたことのある話だ。そして太巻は、今度は47都道府県の “地元アイドル” を集めて、国民的アイドルグループ “GMT47” を作ることに。このことがアキの将来を大きく左右する… という展開が予定されているようだ。昭和40年男が『あまちゃん』の劇中でこれまた重要な役どころを演じる。放送が楽しみだ。
【プロフィール/古田新太】
兵庫県神戸市生まれ。1984年に大阪芸術大学舞台芸術学科ミュージカルコースに入学。大学の先輩の誘いで劇団☆新感線の公演に出演する。以来、同劇団の公演に次々と出演し、チケットの入手が困難と言われている同劇団の看板役者となり、誰にも真似のできない破天荒な演技をする唯一無二の存在となる。これまで数々の舞台に出演し、エネルギッシュな迫力ある演技で観客を魅了してきた。映画やドラマにも多数出演し、独特の演技で強烈なインパクトを放っている。
このコーナーでは昭和40年生まれの活躍を紹介。どんな些細なことでも我こそは!という昭和40年男はぜひ「読者投稿欄」から投稿を!