ペンタックスリコーイメージングは、レンズ交換式デジタル一眼カメラ『PENTAX Q7』を発売する。
レンズ交換ができるカメラとしては世界最小クラスのペンタックスQシリーズ。その上位機種として、サイズはそのままにイメージセンサーをより大型化したのがこのモデルだ。
シリーズ最大の1/1.7型の撮像素子を採用。一般に撮像素子(イメージセンサー)は大型になればなるほど、光を受ける面積を増やすことができ、また同画素の撮像素子ならばノイズを少なくできるため、画質面で有利となる。本モデルは画像処理エンジン『Q ENGINE』との組み合わせにより、各ISO感度でのノイズを抑制、ISO12800という高感度撮影をはじめ、階調再現性や質感描写に優れた画像が得られるとしている。
また、暗い場所でのAF性能も向上し、わずかな光量下でもピント合わせが可能だという。新高速画像処理エンジンやアルゴリズムの最適化により、起動時間を約1秒と高速化するとともに、撮影間隔などの動作レスポンスも向上させ、使い勝手を向上しているのも正常進化しているところだ。
なお、撮像素子の大型化に伴って従来機と同じレンズを使用した場合、撮影画角が広くなるので注意が必要だ。価格はオープンで、実勢予想価格はボディ単体で4万円前後。