ソニーは、スライド機構を搭載してたUltrabook『VAIO Duo』に新たに13.3型のディスプレイを搭載した『VAIO Duo 13』を発売する。
キーボードでの使用だけでなく、タブレット形状での使用や、専用ペンでの精細な手書きもできるスライダーハイブリッドPCとして話題を集めた『VAIO Duo』に、より大型の13型サイズが新たに追加される。
ワンアクションでディスプレイ部分をスライドさせてタブレット形状にできる、ソニー独自のSurf Slider方式は以前と同様。従来のノートPC同様、キーボードモードでは書類作成などを行ない、タブレットモードでは、タッチ操作で気軽にネット検索…といった使い分けが可能。キーボードとディスプレイが別れる分離式と違って、いつでも切り替えできるのがウリだ。モードの切り替えは、ワンアクションでできる。
大型化にともなって心配される強度面だが、ディスプレイ部はしっかり固定され、タッチ操作をしたり、強めの筆圧でペン入力した際も、押されてぐらつく心配がないという。背面はセンターヒンジによって外観もすっきり。従来機種に比べて、液晶サイズが11.6型から13.3型に大型化したにもかかわらず、厚みや重さがほぼ同等なのもうれしい。フルキーピッチのキーボードを搭載しかつタッチパッドを設置したことで、より快適なキーボード入力が可能だ。
モバイルPCとして、出先での使い勝手を高めるUltrabook世界最長となる約18時間のバッテリー駆動時間を実現しているのも特徴。デジタイザースタイラスペンが付属しており、思い立ったらすぐにペンでPCにメモを取ることもできるという。価格はオープン。