昭和40年生まれの宇宙飛行士・野口聡一が6月14日(金)に東京・アップルストア銀座で開催される『Meet the Astronaut 野口聡一「見上げる宇宙から感じる宇宙へ」』でトークショーを行なう。
野口は1996年にNASDA(現 JAXA)の募集する宇宙飛行士候補者に選定され、98年にNASAよりミッションスペシャリスト認定を受け、2005年7月にスペースシャトル 『ディスカバリー号』で初フライトを果たし、宇宙で3回の船外活動のリーダーとして作業を行った。その後、08年5月、ISS長期滞在クルーに任命され、 09年12月21日にロシアの『ソユーズ宇宙船』で国際宇宙センターにドッキングしミッションを成功させた。163日間の日本人最長の宇宙滞在を果たし、 テレビやTwitterなどを通して積極的に宇宙のすばらしさと地球の美しさを伝え続けてくれたことは我々の記憶に新しい。
野口が所属する宇宙航空研究開発機構(JAXA)がスマートフォン用アプリケーション『kibo360℃』を電通とのコラボレーションで制作した。同アプリは、国際宇宙ステーションに設置された『きぼう』日本実験棟の船内をスマートフォンで360℃見回すことができるというもの。同アプリの完成を記念して、披露イベントが開催されるのだが、そのイベントに野口が登場し、同アプリのデモンストレーションを行なうとともに、ゲストとのトークショーを行なう。トークショーでは、宇宙に高い関心を持つ雅楽師・東儀秀樹と、「宇宙と音楽」や「ロシアでの宇宙飛行訓練」などをテーマに語り合うのだそう。興味のある人は足を運んでみてはいかがだろう。
■Meet the Astronaut 野口聡一「見上げる宇宙から感じる宇宙へ」
日時:6月14日(金)19時~20時(開場18時45分)
場所:アップルストア銀座 3Fシアター
定員:当日先着順60名
問合せ:事務局 050-3362-3202
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