昭和40年生まれのミュージシャン・長友仍世(ながともじょうせい)が明日6月4日(火)にオカリナ&バラード アルバム『帰郷~おかえり』を発売する。
長友は1987年に福岡県でロックバンド・THE NEWSを結成。1992年に佐藤 晃とのユニット・infixでデビューし、これまで『機動戦士Vガンダム』のテーマ『Romancing Journey』や『仮面ライダーZO』の主題歌『愛が止まらない』、『新・西遊記』(1994年/唐沢寿明・牧瀬里穂主演)の主題歌『傷だらけの天使になんてなりたいとは思わない』と挿入歌『100万光年の彼方』などを手がけ、アニソン界でもカリスマ的人気を誇り、活躍を続けている。
また絶妙な大牟田弁トークで、ラジオパーソナリティとしても活躍し、TOKYO FM系ミュージックバード、コミュニティFM各局、およびインターネットラジオ『レディオガガ』を通して『くるめのめくるめくナイ2』を放送している。
その長友が、オカリナを奏で制作した初のソロアルバム『帰郷~おかえり~』が完成した。ロックボーカリストとオカリナというと、なんだか接点が想像できないのだが、長友は小学生の頃からオカリナの音色の美しさなどに魅了されてきたのだそう。そしてプロミュージシャンの道を歩み始め、師と崇めるオカリナの第一人者・宗二郎氏からオカリナの吹き方や押さえ方などを学び、ますますその音色や表現力の高さに引き込まれていった長友は、ライブでもオカリナを披露するようになっていった。そしてファンからの長年の「オカリナのアルバムが聴きたい」という熱い要望に応え、今回オカリナによるアルバム制作へと至った。
アルバムを制作するにあたり、洋楽、邦楽合わせて100曲ほどの候補曲があがったのだそう。そのなかから厳選に厳選を重ねた珠玉の10曲が収録されているのだが、1曲目の『大地の祈り』からラストの『見上げてごらん夜の星を』まで、長友の奏でるオカリナの音が心に深く優しく沁み渡る。『infix』でデビューして20余年。長友が音楽を志す1つのキッカケとなったであろう“オカリナ”を作品制作に用いたことは、長年の想いがそこに込められていることがうかがえる。ロックボーカリストがオカリナを奏でると一体どのようなものになるのか。ぜひ手にとって聴いてみてほしい。
■長友仍世 初のオカリナ&バラードソロアルバム『帰郷〜おかえり〜』
発売:6月4日発売 価格:1,500円
発売元:INFIX RECORDS
[収録曲]
01 大地の祈り (OCARINA)
02 A・RI・A・KE~有明~(OCARINA)
03 焔の護人(VOCAL)
04 風の中で (OCARINA)
05 ふるさと (カバー・OCARINA)
06 不知火 (VOCAL・OCARINA)
07 夕景の丘 (OCARINA)
08 赤とんぼ (カバー・OCARINA)
09 家路 (カバー・OCARINA)
10 見上げてごらん夜の星を (OCARINA)
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