今井寿と櫻井敦司の二人の昭和40年男が所属するバンド・BUCK-TICKのDVD『TOUR 夢見る宇宙』がタワーレコード全店の週間チャート(5月13日~19日)で1位を獲得した。
1985年に結成したBUCK-TICKは、日本のロックシーンが急加速しはじめた時代、1987年にメジャーデビューをはたした。櫻井はボーカルを、今井はギターを担当し、とりわけ2人は、ステージ上での圧倒的な存在感とパフォーマンスでバンドを牽引した。そして1989年にリリースした3rdアルバム『TABOO』でオリコンチャート1位を獲得し、デビューからわずか2年で東京ドームライブを敢行。後続するさまざまなアーティストに影響を与え、その人気ぶりは“バクチク現象”とよばれる社会現象まで引き起こした。現在もメンバーは結成時から変わることなく、近年13年連続で12月29日に日本武道館でライブを開催するなど、その勢いはとどまることなく、ファンを引きつけてやまない。
そのBUCK-TICKが、メジャーデビュー25周年のアニバーサリーを締めくくったライブツアーのファイナルを映像化したDVD『TOUR 夢見る宇宙』を5月15日に発売したのだが、同時期にリリースした国民的人気アイドル・嵐のライブDVD『ARASHI LIVE TOUR Popcorn』や、平井堅・JUJU・横山剣・ポルノグラフィティ・スガシカオ・小田和正・くるり・Mr.Children・井上陽水らが出演したap bankフェスの模様を映像化した『ap bank fes’12 Fund for Japan』、人気アイドルグループ・℃-uteのライブDVD『℃-uteコンサートツアー2012-2013冬 神聖なるペンタグラム』などを抑え、堂々1位を獲得した。 彼らの高い人気をうかがえる結果と言えるだろう。これから公開されるドキュメンタリー映画『劇場版 BUCK-TICK ~バクチク現象~ 』も、今や遅しと公開を待ちわびているファンがとても多いそうで、彼らの今後の活動には熱い注目と期待が集まっている。
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